ビデオフォーマット

Date: 28 6月 2011 Comments: 0

PC上で扱えるビデオフォーマットは何種類かあります。

一般的には、avi、mov、flv、MPEGなどがあります。

FlashVideo(拡張子はflv)
Adobe Flash(旧Macromedia Flash)では Flash Videoを他のメディアタイプと同様に扱うことができ、ファイル内の他のオブジェクトと同様に重ね合わせ、スクリプト処理、制御を行うことができる。
現在リッチコンテンツの主流であるFlash上で再生・表示できることが大きな特長である。



QuickTime(拡張子はmov)
QuickTimeを広義の意味で使うと、マルチメディアの技術に加えて、メディアプレーヤはQuickTime Player(旧Movie Player)、メディアデータの編集、変換、保存が行えるソフトウェアはQuickTime Player Pro(旧Movie Player Pro)も含まれる。
なお、QuickTime Playerは無料で利用出来るが、QuickTime Proにアップグレードする場合は有料となる。
狭義の意味では冒頭で示した通り、技術そのものを指す。
QuickTime自体はライブラリであり、アップルのソフトウェアであるiTunesやFinal Cut Proといったマルチメディア系アプリケーションの動作の中核を担っている。
その他、デジタルカメラやデジタルビデオカメラは、写真や動画の撮影や再生にQuickTimeを使用しているものも多い。
画像の表示は可能である。
なおQuickTime本体は通常版、Proとも全く同等のモジュールベースであるため、自らプログラミングを行なえばPro相当の機能が使えるほか、Mac OS XであればAppleScriptからも制限なく機能を利用できる。
iLifeでも利用されている。 ただし、無料配布であってもライセンス料が発生する特許技術(AAC等)に関しては、Proからでないと利用できない。
QuickTimeのファイル(movコンテナ)は、トラックと呼ばれるレイヤー構造により、動画・音声のみならず、テキストトラック、チャプタトラック等を含むことができるが、この構造はMPEG-4のファイルフォーマットであるMP4やJPEG 2000のファイルフォーマットであるJP2などに採用され、そのベースとなっている。
また、2006年現在、QuickTimeを元とした国際標準の採用により、よりオープンな規格へと方針を変更している。
QuickTime 6ではMPEG-4が採用され、QuickTime 7ではH.264が新たに採用されており、圧縮効率でも標準化の側面でも大幅な進化を遂げている。
また、QuickTime 6.3では3GPP、QuickTime 6.5では3GPP2に対応しており、第三世代携帯電話向けコンテンツの標準ツールとしての位置付けを確固たるものとしつつある。
なおMac OS X v10.2への対応はQuickTime 6.5.3[1]まで、Mac OS X v10.3への対応はQuickTime 7.5[2]までである。Windows 2000への対応はQuickTime 7.1.6[3]までである。



AVI(拡張子はavi)
Windows標準の動画用ファイルフォーマット(コンテナ形式)で、AVIファイル、AVIコンテナなどと呼ばれている。拡張子は「.avi」である。Windows Media Playerで再生可能である。
マイクロソフトがアップルコンピュータのQuickTimeに対抗するために開発したAPI、Video for Windowsで対応している。
RIFFというフォーマットを利用し画像と音声を交互に織り交ぜながら格納する。
インデックスが最後にあるため、AVIファイルの内容が不完全な状態では再生が出来ず、修復を行わなければならない。
AVI自体は入れ物(コンテナ)でしかなく、任意のコーデックでエンコードされた動画や音声のデータを格納できる。そのため再生には適切なコーデックを用意する必要があるが、ファイルの拡張子を見ただけではコーデックが何であるか判断できない。また、コーデックの自動ダウンロード機能も一部のコーデックに限られる。そのためパソコンに対する初心者を中心に、各AVIファイルごとの対応コーデックを用意していなかったことによる再生不良トラブルが発生しやすい。



Matroska(拡張子はmka)
Matroskaは映像、音声、字幕などのデータを格納するためのマルチメディアコンテナフォーマットで、一般的には「.mkv」ファイル(Matroska Video)や「.mka」ファイル(Matroska Audio)として知られている。 ロシアの入れ子人形マトリョーシカにちなんで名付けられた。オープンソース (GNU LGPL)で開発が行われている。
EBML(Extensible Binary Meta Language)というデータ格納技術を採用し、後方互換性と拡張性を両立させている。
優れた規格だが、家電のDVDプレーヤー等では再生できないというのが現状である。
DivX7が標準コンテナとしてMatroskaを採用している。



MPEG-1(拡張子はmpgまたはmpeg)
MPEG-1 (エムペグワン)は、ISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Group(MPEG)によって作られた標準動画規格の一つ。 正式名称:Coding of moving pictures and associated audio for digital storage media at up to about 1,5 Mbit/s
コンパクトディスク(CD)に1時間程度の動画を記録する事を目標にNTTとアスキーに由って提案された。ビデオCDなどで利用されている。単にMPEG動画というと、MPEG-1で圧縮されたものを指す場合が多い。
ビデオとオーディオ、両者を併せたシステムについて規格化されている。



MPEG-2(拡張子はmpgまたはmpeg)
ビデオ、オーディオの他、システム等についても規格化されている。
様々なメディアでの利用を想定して、複数の解像度、圧縮率がある。
復号化方式のみが決められており、符号化方式について規格化されているわけではない。
よって規格に沿った結果が得られるのであれば符号化の手順はどのようにしてもよい。
基本的にMPEG-1との下位互換性は無い(MPEG-2の再生装置でMPEG-1の再生は出来るがその逆ではできない)。
なお、元々標準テレビ放送向けにMPEG-2、高精細度テレビジョン放送 (HDTV)向けにMPEG-3が策定される予定であったが、基本技術が同じであったため、最終的にはMPEG-3がMPEG-2に吸収・統合されることが決定し、MPEG-3規格は欠番となっている。
現在では標準テレビ級からHDTVに至るまでMPEG-2が幅広く利用されている。



MPEG-4(拡張子はmpgまたはmpegまたはmp4)
MPEG-4(エムペグフォー、ISO/IEC 14496)は、動画・音声全般をデジタルデータとして扱うための規格のことである。
MPEG-1やMPEG-2と同様、システム、ビジュアル(MPEG-1/-2ではビデオと呼ぶ)、オーディオ、ファイルフォーマットの各技術から構成される。
しかしながら、一般的には「MPEG-4」と呼ぶ場合、動画の符号化方式を記述したビジュアル部分だけを指すことが多い。
規格が広範なことが「MPEG-4とは何か」という説明を難しくさせている上に、ビジュアル、あるいはファイルフォーマットの一部の規格を利用したものも単に「MPEG-4です」と説明されることが多く、使われ方、意味のとられ方が混乱している用語でもある。
なお、規格化を行っているMoving Picture Experts GroupではMPEG-4を最後の動画/音声符号化の規格とする意向であり、現在では3次元コンピュータグラフィクスや音声合成などを含む大変広範な規格になっている。
MPEG技術は、各技術毎にパート(Part)と呼ばれる規格が作成され、技術が採用/規格化されるたびにパートが増える。
最近H.264がMPEG-4 Part 10 AVCとして規格化されるなど、現在もなお追加・拡張が継続されている規格である。



WindowsMediaVideo(拡張子はwmv)
1998年、マイクロソフトはWindows Media Player6を発表し、MS-MPEG4コーデックを搭載した。
以後、2000年に発表したWindows Media Player 7でWindows Media Video 7を採用したのを皮切りに、独自コーデックとして8、9へと改良を重ね、現在に至る。
2003年9月、マイクロソフトは米国映画テレビジョン技術者協会 (SMPTE) にWMV9のデコーダ部分のソースコードを標準規格候補としてVC-9という名称で提出した(後にVC-1に改称された)。
その際、Windows Media Video 9がMPEG-4をベースとして改良された方式であることが表面化し、ライセンスの扱いが問題となった。
その後、2004年2月にはDVDフォーラムによってVC-9(当時)がHD DVDの必須映像コーデックとして承認され、2004年9月には次世代DVD規格としてHD DVDと競合しているBlu-ray DiscもビデオコーデックとしてVC-1を採用するなど、パーソナルコンピュータ向け以外にもWindows Media Video技術の用途が拡大しつつある。



RealMedia(rm)
主要な構成要素はリアルネットワークスが開発したRealVideo・RealAudioコーデックである。
1990年代半ばよりWebサイト、インターネットラジオなどでストリーミング配信のために広く利用されてきた。
その経緯から低ビットレートでの品質が優れているとされる。
通常これらのストリームは固定ビットレートである。
後に、リアルネットワークス社は可変ビットレートに対応した新しいメディアフォーマットである「RealMedia variable bitrate (RMVB)」を開発した。